吉祥寺第一ホテルは営業を終了しました
2022年3月31日に、吉祥寺第一ホテルは営業を終了しました。地下の東京ボウリングセンターも閉館。
吉祥寺エクセルホテル東急(仮称)として2022年10月に開業予定となっています。
※当記事の以下の内容は2019年12月の情報です。

ラウンドワン↔東京ボウリングセンター
吉祥寺でボウリング場といえば、第一ホテルの地下にある「東京ボウリングセンター」でしたが、2017年9月にサンロード内に「ラウンドワン」ができました。

東京ボウリングセンター(第一ホテル)

東京ボウリングセンターは吉祥寺第一ホテルの地下1階
吉祥寺第一ホテル開業以来親しまれてきているボウリング場です。
なんとこちらは、日本初の民間ボウリング場。
といっても、1952年に東京・青山の神宮外苑脇に誕生したボウリング場が1987年に移転したもの。それでも十分老舗です。
ホテルの地下にあるというのも珍しく、地元民でも存在を知らなかったりします。
設備とプラン
設備について
全18レーン
投球者ごとにノーガターレーンに入れ替わる「オートバンパー」を全レーンに完備。
子どもと大人が一緒に楽しむことができます。
2014年に設備がリニューアル、2017年にフード&ドリンクカウンター・飲食スペースが新設されました。
飲み物の自動販売機は無く、持ち込みも禁止。フードカウンターで購入したものはレーンの座席でも食べることができます。
そしてアイスだけは自動販売機があります。
ビリヤード場は2017年のリニューアルでなくなりました。
特徴的なプラン
ホテルならではの食事とセットのプランがあります。
「ボウリング&バイキング」プランには、90分のバイキングが付いていて大変お得です。
「ボウリング&個室パーティー」プランは、ボウリング後に個室で表彰式やパーティーをしたい場合に。
しかもホテルの宿泊者はボウリングを自由にできるという謎システム。もちろん宿泊者は貸し靴も無料。
プランは変わることもありますし、公式サイトに載っていないプランもあります。
現地に行くか、電話での問い合わせをおすすめします。
予約と割引
1レーンなら予約しなくても大丈夫
土日は予約した方がいいのか聞いたところ、比較的土曜日は空いてるとのことでした。
予約料金がかかるので、1レーンなら予約しないでも大丈夫だろうと。
と言っても確実じゃないので、絶対に待ちたくないなら予約しましょう。
貸切で使えないこともあります。貸切の入っている日時は公式サイトで確認できます。
割引になるホテル会員
「ホテル会員」だとゲーム料金が割引になるのですが、これは阪急阪神第一ホテルグループのメンバーズクラブカード入会のこと。
入会金・年会費無料の「ホテルカード」と、クレジットカードの「ホテルSTACIA PiTaPa VISA カード」があります。
どちらもSポイントが付くカードなんですが、関西系のため東京では正直使いにくいです。
でも、「ホテルカード」ならボウリング場のカウンターで即発行・即使用が可能です。
一人作ればOKなので、18歳以上なら必ず作って割引を受けましょう。
また、エポスカードを提示すると優待割引があるので持っている方は忘れずに。
他割引との併用不可なので、エポスカードを持っているならホテル会員にならなくても良いでしょう。

東京ボウリングセンター(吉祥寺第一ホテル)
ラウンドワン吉祥寺店

サンロード商店街にあるラウンドワン吉祥寺店
2017年にオープンしたアミューズメント施設です。
惜しまれながら閉館した街の映画館「吉祥寺バウスシアター」のあったところですね。
屋根のあるサンロード商店街の終点にあるので、雨でも駅からほとんど濡れずにたどり着けます。
屋上に駐輪場があるので、自転車で行ってもいいですね。
設備
全34レーン
ボウリングは3フロア(B3F・2F・3F)で、フロントは1階です。
投球者によって自動でバンパーが出る「オートバンパー」設置店。
地下3階、地上3階の6フロア。屋上は駐輪場です。
ボウリングの他にも、カラオケ26ルーム、ビリヤード3台、ダーツ5台、卓球2台があります。
UFOキャッチャー、プリクラ、コインゲームなどがあるいわゆるゲームセンターも。
スポーツや体を動かすゲームが遊び放題で人気の「スポッチャ」は、吉祥寺店にはありません。
100円のUFOキャッチャーがずらっと並んでいますが、無料体験できる台もたくさんあります。
これは、ボウリングの会計時などにもらえる無料体験QRコードをかざせば1プレイできるというもの。
深夜も営業していますが、18歳未満は保護者同伴でも23時以降は入場NGです。(都条例による)
アミューズメントコーナーは、保護者同伴でない16歳未満は18時以降入場不可、保護者同伴の16歳未満・16歳以上18歳未満は22時以降入場不可です。
プランと割引
年間300円のクラブ会員になると、少し安い会員価格でプレイできます。
それほど大幅な値引きではないので、一度きりなら入会しなくても良いでしょう。
ラウンドワンには投げ放題プランがあるので、とにかく投げまくりたいなら利用しましょう。
マイボウルを持っている方向けの「ラウンドワン ボウラーズ クラブ」に入ると、投げ放題プランがさらに安くなって、マイボウラー限定レーンも使えます。
投げ放題プランは最大10ゲームまで。混んできて待ち時間が発生すると、会員ランクによって4ゲームや5ゲームなどで交代となります。

ラウンドワン吉祥寺店

西友よりもう少しだけ奥にあります
どっちが安い?

何ゲームプレイしたいのかによって変わってきます。
3~4ゲームなら東京ボウリングセンターの方が安い
2019年の12月の公式サイトの価格を元に計算してみます。
東京ボウリングセンターをT、ラウンドワン吉祥寺店をRと略します。
いずれも、貸靴代(T:400円、R:390円)を含みます。
大人が土日祝の12時から遊ぶ場合(ビジター)
T:2ゲーム:1900円、3ゲーム:2650円、4ゲーム:3400円
R:2ゲーム:1780円、3ゲーム:2240円、4ゲーム:2700円
大人が土日祝の12時から遊ぶ場合(会員)
T:2ゲーム:1500円、3ゲーム:2050円、4ゲーム:2600円
R:2ゲーム:1730円、3ゲーム:2190円、4ゲーム:2520円(投げ放題プラン)
※ラウンドワンの会員は年会費300円。
東京ボウリングセンターは、会員になるとかなり安くなりますね。
ホテルカード(クレジット機能なし)なら、18歳以上は入会金も年会費も無料ですぐつくれます。
ラウンドワンの会員は年会費300円ですが、それほど安くはなりません。
また、東京ボウリングセンターは曜日や時間帯によって価格が変わるシステムになっています。
2019年12月現在、東京ボウリングセンターにはサイトで公開していないプランがあり、それを利用するとさらに安くなります。 午後からという制限はありますが3~4ゲームまでなら確実にラウンドワンよりも安くなります。
大々的に宣伝していないので、ここでも詳細は省きます。
施設内に掲示してあったプランには、2020年3月31日までと記載されていました。
実際に足を運ぶか、電話で問い合わせてみてください。
5ゲーム以上は投げ放題プランのあるラウンドワンがお得
対してラウンドワンには、最大10ゲームまで遊べる投げ放題プランがあります。
5ゲーム以上遊ぶ場合には、投げ放題プランにした方がお得になるケースが多いでしょう。
ただし、混んできて待ち時間が発生したら、会員ランクによって4ゲームや5ゲームなどで交代となります。
他にも、「朝割」「ボウラーズクラブ」「小中学生無料キャンペーン」などいろいろな割引プランがあります。
中学生は東京ボウリングセンターが割安
また、学生の場合も価格が変わってきます。
ラウンドワンは「小学生以下」「中学生と高校生」「専門学生と大学生」と分けています。
東京ボウリングセンターは「中学生以下」「高校生以上の学生」といった区分け。
そのため、中学生のメンバーがいる場合には、東京ボウリングセンターの方が安くなる可能性が高いです。
まとめ

と言いたいところですが、すごく近いのでハシゴしちゃってもいいですね。
結論
4ゲーム以内の場合は基本的に東京ボウリングセンターの会員が安い。
5ゲーム以上遊ぶ場合はラウンドワン吉祥寺店の投げ放題プランがおすすめ。